6話~狐娘「財政がやばいぞい!」

もふもふ、きつねっこぉ・ω・`)ノ】←まとめたぺーじ

ニャンタン視点、とらえもん初登場回。



問い:役所とか行政どうなっているの?

答え:財政がやばいから、常に最小限の人数で回している小さな政府だお
経済室、交通室って感じに、それぞれの担当する部署が、小規模な感じな事からわかってくれるお?



★★★


リーファ「アイヤー!?ワタシは悪人じゃないよー!健全な商人ねー!縄を解いてほしいヨー!」

トラエモン「閣下、この不法入行者をどうされますか?始末しますか?拷問しますか?それともコロシアムに連れて行って玩具にしますか?」

虎頭のチビである。獣神族(けもがみぞく)は、皆、背が低い。

リーファ「そういうのは駄目アルー!商売の神が激怒するアルよー!アタシを生かした方が利益がアルアルねー!というかニャンタン殿は偉い階級だったアルかー!?」

トラエモン「黙れ、女。宰相閣下はこう見えても主神にすら容赦ない残酷なお方なのだ。容赦なく尻叩きの刑に処し、議長と宰相の二つを兼任し、享楽国を支配する独裁者であられる!」

リーファ「そうだったアルか!独裁者とか格好いいネ!ぜひとも商売させて欲しいアルよ!」

「僕たちの国は、本来なら不法入国者に対して、コロシアムで剣闘士になって皆に娯楽を提供しようの刑になるんですが……」

リーファ「それを言ったらニャンタンも日本に不法入国してたアルよ!アタシだけ制裁されるのは可笑しいアル!納得できないネ!」

「それでは両者の罪は相殺という事にしましょう。知識神が発狂中の今だと、リーファさんは貴重な異世界での情報源ですし……」

リーファ「やったー!利権GETアルー!たくさん大陸系商人を進出させて投資して、アタシは大金持ちヨー!」

「お前、わかってないだろ!?僕たちの存在を他の奴らにばらすなよ!?」

リーファ「そういえばそうアル!情報を好きなだけ漏らしたら、世界的な大企業が異世界をGETするアルね!
わかったアルよ!ここの事は多額の金を貰わない限り、漏らさないって商売の神の名において誓うアル!」

「多額の金を積まれても、喋っちゃ駄目だろ!?金のなる木を自分で殺す馬鹿だったのか!?」

「そうだったアル!一時的な臨時収入より、定期的に得られるお金が方が尊いって忘れてたアルよ!
これでアタシは大商人になる事は確定ネ!」

「トラエモン、縄を解いてください」

とら「女、良かったな。本来なら家族も誘拐して、人質に取るところを無罪で終わったのだ。閣下の善意を裏切るなよ」

リーファ「権力って怖いアル!?」

とら「裏切れば、お前の子供や夫も、酷い目にあうものと思え」

リーファ「いや、年若い乙女に失礼すぎるアル!?」

「こら!?それだと僕が悪人みたいじゃないか!?」

とら「わかっております、閣下。後ろ暗い事は私にお任せ下さい。
誰の上にも立てない私を登用してくれた事を、今でも深く感謝しております……それでは私は用がないようですので、仕事に戻りますので」

傭兵団で生活してた人だけど、頑固すぎて出世できず、常に命令される側だった

とらえもんは、人に命令するのが大好きで、たまに暴走しちゃう所が傷なのだが、人材不足の享楽国は人材不足なのだ。

タヌウ「おい、ニャンタン。ようやく城に戻ったのか?少し相談したい事があるのだが……?」

経済室の長官だ

タヌウ「なるほど、大きな女を縄で縛る趣味があったのか……キチガイだらけの享楽国でニャンタンだけはマトモだと思ったのに……酷いな。仲の良い幼馴染への私の純粋な気持ちはどうなるというのだ!?」

「いや、この娘は不法入国者だし……ところでタヌウは何でここに来たので?」

タヌウ「うむ、この書類を見て欲しい」

きんねん、赤字続き。どんどん負債が膨れ上がっているお。

「なんだ?!これ!赤字の額がひどすぎる!?」

タヌウ「このまま赤字財政を続けると……1年か2年で政府が倒れて、君の首が物理的に空を飛ぶ事になると思うから、忠告しにきた訳だよ」
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