7話~狐娘「財政がやばい時は、商人に知恵を借りるのがテンプレぞい!」

もふもふ、きつねっこぉ・ω・`)ノ】←まとめたぺーじ


テーマ「享楽国の経済」


問い:財政赤字の原因は?

答え:この国、BETAみたいに大物量でせめてくる異世界生物と戦争していて、色んな物資を南方諸国に送っているんじゃよ。おかげで財政がやばいのう。
ダンジョン世界を作れるから、税収を上げる方法はいくらでもあるはずだけど、赤字なんじゃ。



タヌウ「さて、我が享楽国はとっても安い税制で、人民が幸せにバカ騒ぎできる国だって事は、ニャンタンも知っているはずだ。だがね、とうとう人民達は安い税金すら払いたくないのか、脱税をしまくってやばいのだよ。
特にアレだね。屋台っての厄介だ。初期投資が少なくて済むから、誰でもやれる割に脱税しやすくて、ほとんどの屋台業者が税金を払っていない。店舗を構えている商人と違って、売り上げを誤魔化しやすい」

リーファ「屋台が繁盛しているのは良い事アル。大陸系商人の国でも、安い値段で肉まんじゅうが売っていて美味しいアルよ」

「屋台をやっている連中から、税を搾り取る方法ありますか?」

タヌウ「政府の規模が小さいから、役人の数も小さいのだよ。恐らく、屋台全てから徴税しようとしたら人件費の方が高くなるが……それでもいいかね?」

「……そうだっ!適当な大商人を粛清して、全財産を没収すれば……!」

タヌウ「その手はね。さすがに多用すると商人達が反乱をおこしかねないな。
ニャンタンに経済を壊滅させる勇気があるなら、私もオススメするがね」

リーファ「アタシが役に立つ時がキターアルー!」

タヌウ「そういえば、お前は誰だ?」

リーファ「天下一の大商人を目指す女リーファよー!財政問題なら、アタシ達にお任せネ!
なんとっ!自分たちの利益しか考えてないから、アタシ達が政権を握ったら国ごと崩壊するという名言があるくらい、金儲けは得意ヨ!」

「それのどこが名言だ!?」

リーファ「アタシを信頼するか、アタシを信頼せずに、ニャンタン殿のクビが空を飛ぶか!どっちが良いアル!」

「……この女に国内を見せるのは嫌だけど……仕方ない!リーファさんに国を見せてアドバイスを貰いますよ……!あと先生ぇー!アンタもしっかり働けぇえー!」


キーニャン「議長であり宰相であるニャンタンに任せたぞい!わしは眠いからゆっくり布団で眠るんじゃよ!」

「尻をだせぇー!」

キーニャン「わしは働かないんじゃよー!権力者は権力を持つと腐敗するんじゃー!じゃからワシはニートになるって決めたんじゃよー!」

「遠まわしに僕が腐っているって言ってるだろ!?」

きつね「もう眠いから、明日から本気出すんじゃよー!」

「今日から本気だせぇー!先生ぇー!」



南方諸国への支援が大きな財政負担になっていて、この状況を放置すると……商人が事実上の支配者となって、彼らの言うとおりに政策を実行するようになるだろうな。
その果てに待つのは、飼い殺しだろう。大変だと思わないかね?
正直、私はこの国の享楽的でいい加減で、君主がニートな所に辟易するよ。

リーファ(ここで存在感をアピールして、利権をGETね!)

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