16話「ロリに100億円を貢いだが、俺はロリコンではない②~ロリに真珠~


吸血姫はアホ可愛い






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 銀ばっちを店の外へ捨てて、いざ武器購入へ


猫娘「わかるんだねー、トモヤさんは良いお客さんなんだねー」

「今日は武器を買いにきた。
コイツに合いそうな武器はあるか?」

猫娘「どんな武器も、訓練次第なんだよー。
でも、凄い魔力だねー、質問してもいいー?」

姫「はいっ!」

猫娘「そのセーラー服はやめといた方がいいんだよー。
男の冒険者が君を気にして戦えなくなるからねー。
この黒いドレスとかオススメなんだよー。スカートが風の抵抗を受けない謎構造なんだねーわかるよー。
だからとっても走りやすくて、戦闘の妨げにならなくて得だよーわかってねー」

姫「まぁ……いくらなんでしょうか?」

猫娘「仕入れ値は5万ゴールドアップルなんだよー。頑丈な武器を作る事で有名な武器職人ジョン・スミスから買ったんだねー」

アメリカでよく使われていた偽名だな。

姫「えーと、1万ゴールドアップルが1億円だから……ご、五億円!?た、高すぎます!」

猫娘「軽くて丈夫で、破けても魔力や感情を吸収して自己修復する素材だよー。わかるねー?」


言外に、魔族と似たような素材で出来た衣服だと言っているようなものだが、まぁ良いだろう。
アホだから気付かないだろうし

姫「こ、これを買ってくれるんですか!?」

「うむ、利子は月に5%な」

姫「え?借金なんですか!?」

「生存率が上がるんだから買っておけ」

姫「……僕、返せる自信ないですよ?」

「大丈夫だ、冒険者の仕事は儲かるから。
この悪徳都市で有名な諺にも『ダンジョンには財宝と女が埋まっている』って内容があるくらい、べらぼうに儲かるぞ」その分、リスク多いが

姫「ダンジョン学園が閉校中なのに!?」

いつもと逆の立場で、会話できているから気分が爽快だった。

猫娘「武器もちょうど良いのがあるんだよー」

手のひらサイズの小さなナイフ。

姫「これは……ちっちゃい?」

猫娘「魔力を通せばわかるんだねー」

姫「あ、氷の剣になった?」

猫娘「魔力で出来た氷なんだよー。その剣は氷で壁を作ったり、相手を凍らせたり、応用が効いて便利な道具なんだねーわかるよー。
これも感情と魔力の両方を食べて燃費が良いんだねー。
魔族に斬りつければ、厄介な空間転移を防げて戦いやすいんだよー」

姫「ね、値段は?」

猫娘「たったの100億円でお得なんだよー」

姫「ぼ、僕の世界が崩壊しちゃう!?」

猫娘「安いんだねー。スライム・サンを狩り放題なんだよー」

姫「あ、あの、お師様?」

「金なら貸すぞ」

姫「どれだけ大金を持っているんですか?!」

「これはほかの奴に言うなよ……色んな魔法を開発したからな……その特許で貯金がたくさんあるのだ」小さい声

姫「お師様は超大金持ち……?やだ、素敵すぎて僕の胸がドキドキしちゃう……金に恋しているのかな……」

姫「お師様っ!一生のお願いがあります!」

「なんだ?」

姫「僕をセレブにしてください!」

「せめて、もう少し育ってからにしろ!?セレブの意味がわかっているのか!?」

姫「借金の額がすごすぎて訳がわからないです!セレブってどんな意味なのかわかりませんけど、金持ちの女って意味ですよね!たぶん」

「大丈夫だ、きっと返せる。頑張って肉体労働で返せば良い」

猫娘「お買い上げありがとうなんだねー」




黒いドレス、丈夫な靴、魔氷剣を買って店を出る。
黒いドレスに着替えた。
ドレスをひたすら描写しまくる

姫「どうですか?」

「……凄く可愛い」

姫「これがロリに真珠ですね!」

「どういう意味だ……?」

姫「小さくて可愛い娘は、着飾るともっと可愛くなるって意味です!」

「お、おう……」

ダメだ、俺。
小さい娘に100億円も貢いでしまった。
いや、信頼できる相棒を買える値段と考えれば安い安い……。

オチ
猫娘「これはサービスなんだよーわかってねー。
幾らなんでも、この年で子育ては大変すぎるんだよー」

コンドームだった。
もうやだ、この都市。

ーー


(ノ゚ω゚)(ノ゚ω゚) コンドームネタを何回使うんだ!

(´・ω・`)コンドームを活躍させたいパルメ。
ゴム手袋とか、事件現場の調査時に便利そう

(ノ゚ω゚)(ノ゚ω゚) そんな伏線はいやだ!?

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