2話~狐娘「アルミニウムの価値を教えてやるぞい!」

もふもふ、きつねっこぉ・ω・`)ノ】←まとめたぺーじ

問い:アルミニウムって凄いの?

答え:黄金よりはるかに価値がある金属だお!昔は王族が賓客をもてなす時とかに「アルミの皿」が使われたお!

補足説明+ネタバレ伏線ver




車が動いてしゅごい。コスプレだと思われて、大丈夫だった。背丈子供だし。

なんか、スマホの画面を向けられてパシャパシャ



狐「ふぅ……あの役人の匂いがする男から逃げれたぞい」

犬「でも弱そうでしたよね……文明は発展しても弱兵だらけなんじゃ……?」

狐「一応、パルメドン神にどれくらいの戦闘力があるのか聞いてみるぞい。もっふぅー!もっふうー!もっふふー!パルメドンッー!」

犬「人前でやめろよ!?」

狐「た、大変じゃ……さきほどの男は警察という組織に所属しておるらしい……」

犬「た、大変なんですか?!」

狐「うむ……攻撃力は……まぁ、ワシらのHP(ヒットポイントバリアー)で防御できるらしいんじゃが……警察を倒すと特殊部隊。特殊部隊を倒すと自衛隊という巨大怪獣と世界の命運をかけた激戦をやっている組織とバトルするはめになるらしいのう」

犬「逃げて正解でしたね!」

狐「うむ、逃げるのは最強の戦術じゃな?」

犬「……ところで先生?もう帰りませんか?」

狐「戦利品を得ないと駄目ぞい。これだけ文明が発展しておるんじゃから、パクれば大儲け間違いなしじゃな?」

犬「なんて腹黒い……というか、僕たち、この国のお金を持ってませんよ?」

狐「大丈夫じゃ!わしの携帯コップはアルミニウム製じゃ!換金すれば金貨や銀貨を大量にGETできるぞい!骨董屋さんを探すんじゃ!」

犬「さすが先生っ!ただのアル中だと思ってました!」

狐「わしは偉いのう?」



骨董屋「え?アルミニウムの器……?これを買えって?冗談は良しなよ、お嬢ちゃん」

狐「なんでじゃ!?」

骨董屋「いや、アルミなんて安い金属だし、価値ないだろう?」

狐「なんじゃと!?」

骨董屋「ほら、このビールの缶詰だってアルミだし、一円玉もアルミだぞ?」

狐「一円玉?」

骨董屋「お嬢ちゃん……そんなに日本語が堪能なのに、なんで常識がないんだい?一円玉も知らないのかい!?」

狐「1円玉ってなんじゃ?」

「この国の一番価値のない貨幣をなんで知らないの!?ふざけているのかい!?」

狐「アルミニウムで貨幣じゃと!?どんだけ豊かなんじゃ!?この国はっ!?」

骨董屋「冷やかしなら帰った帰った」



狐「これはどういう事じゃ……?これはもう……パルメドン神に聞くしかないのう……」

犬「パルメドン神も迷惑するだろ!?何回も何回も短時間で質問したら切れるぞ!?」

狐「もっふぅ……もっふふ……もっふぅ……?パルメドンー!」

犬(尻尾が可愛い)

狐「た、大変じゃ……!この国ではアルミニウムはっ……!ほとんど価値がないらしいっ!一番価値が低い貨幣として扱われているようじゃ!マジネタじゃったよ!」

犬「な、なんだってー!?」

狐「つまり、この国でアルミを買って転売すれば大儲けじゃな!ニャンタンッ!」

犬「はいっ!先生っ!」

狐「アルミニウムっぽい金属を片っ端から持っていくぞい!」

犬「泥棒だよ!?それ!?」

狐「うむむ……そうじゃな……困ったのう……んぅ?」

若者「ちょーやべー、あの女やべー、」

歩き携帯電話やっている若者、空き缶を捨てる

狐「独り言を言っているキチガイが、アルミっぽいものをおとしたぞい!」

犬「アルミの価値がゴミだって!?この国は一体どうなっているんだ!?」

狐「お、恐ろしい国じゃのう……でも回収して転売ぞい!これで財政がウハウハじゃな!」

犬「分かりましたー!……って僕たちは何時からゴミ広いになったんですか!?」

狐「財宝がウハウハじゃよー!」

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