31話「ロリへの愛は世界を救うか?③~証拠書類入手~」


吸血姫はアホ可愛い



問い:この暗号文を用意したのは誰?

答え:ドナルド先輩だお。読後焼却処分なのに、燃やされてないのはアジトに隠したからだお


ネタバレ伏線ver



●白真珠、ちょっと黒焦げ

白真珠「……髪が少し焼けちゃいました。あとで切るのを少し手伝ってください、お師様」

エルフ娘「書類の類はこれで全てなのです~幾らで買ってくれるのですか~?」

「百万円」

エルフ娘「もう一声欲しいのですよ~」

「分かった一千万円、一括電子マネー払いな」

エルフ娘@「もう一声なのです~」

「分かった百万円な」

エルフ娘「あぅっー!?下がったのですよー!?」

「わかった五十万円」

エルフ娘「一千万円でいいのです!足元を見て値下げ交渉はやめて欲しいのですよー!」

白真珠「さすがはお師様!値切り交渉の天才ですね!」

エルフ娘「鬼畜なのですー!麗しい乙女に優しくしないのは人間性に疑問があるのですよー!」


●紙を渡される。読後 焼却処分という文字だけは、解読できたが他はわからん。


「うむむ……全く読めん。一応、先輩に言われたとおりに、ネットに全文をUPしておくか」

カメラで撮影してパシャパシャ。次々と近くの都市のネット回線にアップロードする。

エルフ娘「あぅ?どうしてネットにアップロードするのです?」

「ほら悪徳都市の警察とか米軍は、賄賂漬けの可能性があるだろ?少しでも証拠を残そうと思うなら、ネットにアップロードした方が良いしな。ネットなら削除しても削除しても、コピーされ続けるから相手側も対策し辛いし」

エルフ娘「その書類はどこに送り届けるのです?」

「装飾都市ウォーターロードに駐留している米軍とか」

エルフ娘「追加で料金を払うなら、私が届けてあげても良いのですよ?」

「おお、そうか……お前、ただのエロフじゃなかったんだな……冒険者だったか……」

エルフ娘「エロフ言わないでほしいのです~!こう見えても乙女なのですよ~!」

「で年齢は?」

エルフ娘「百歳を超えてから数えてないのです」

「BBAだ!?」

エルフ娘「エルフは不老種族なのです~。気分は何時だって若者なのですよ~老化ですぐにヨボヨボになる短命種族とは違うのです~」

「えと、そうか」

白真珠と最初に出会ってなかったら、こっちのエロフ娘と付き合っていたかもしれない。そんな残念思いに駆られながら……俺は書類をエルフ娘に渡した。


「それじゃ、この書類を装飾都市の米軍まで運んでくれ」

エルフ娘「依頼料は追加で一千万円でいいのです~」

「わかった払おう」

エルフ娘「有り難いのですよ~。人間の癖に良い奴なのです~」


「どうした?白真珠、頭を抱えて悩んでどうした?」

白真珠「あの……お師様?あの人、お師様の名前を聞きませんでしたよね……」

「ああ、そうだな……」

白真珠「普通、名前を知らない相手なら、自己紹介くらいするんじゃ……?ひょっとして魔族と繋がりがある悪党なのかもしれないですし……」

「ネ、ネットにアップロードした証拠品があるし、だ、大丈夫だろ……」

……よく考えたら、あのエルフ娘、快楽の魔族の手先にエッチィ事をされていた。あれはひょっとして……女冒険者を快楽漬けにして、洗脳する儀式の類だったのかもしれない。
もしも、今回の事件で快楽と苦しみの二つの魔族が手を組んでいた場合……話はややこしくなるぞ……。
なにせ悪徳都市の生活観を考えてみろ。楽しければなんでも良い。
まるで快楽の魔族が支配しているかのようないい加減な都市なのだから……

「あと、お師様」

「なんだ?」

「これからおじい様と合流するなら……行き先は装飾都市の米軍基地ですよね?どうして書類を渡したんです?」

「あ」

オッパイの魅力に、俺は取り付かれていたのか!?

「そ、それはだな……バグダインからしたら、邪魔な俺やブラドさんを全力で襲撃してくるだろう?その点、ノーマークなエルフ娘は比較的安全なんだ……手紙が安全な形で届きやすい、うむ。
書類が燃えても、ネットにアップロードしたから問題ないように見えるが、書類の現物が残っていた方が証拠としては確実だしな……」

「なるほど!お師様は色々と考えているんですね!」

俺、アホだ。



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(ノ゚ω゚)(ノ゚ω゚)白真珠ちゃんと出会ってなかったら、巨乳エロフがメインヒロインになっていたの?

(´・ω・`)うむ、作品のタイトルが、エルフ娘はアホおっぱい、になっていたと思うぞい

(ノ゚ω゚)(ノ゚ω゚)酷すぎるだろ!?そのタイトルセンス!?

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