リーファ「大変アルー!これはプライバシーの侵害よー!」
「どうしたんだ!?」
リーファ「カード化したウンコを見るアル!」
「こら!?そんな汚いイラストを見せるな!?」
リーファ「リーファのウン●って書いてあるアル!誰のウンコか書いてあるアル!」 眷属神だからどんな文字でも読めるのだ。
「そりゃそうでしょう……肥料工場に持っていきますし……。肥料にできない物ばっかり食べている人の排泄物は、ブラックリストに入れられて、受け取り拒否されますしね……」
リーファ「なるほど、ウンコを肥料にするために、こういう機能があるという訳アルか?」
「はい。良い物を食べている人だと、結構、お金になるんですよ。肥料工場で発酵させると、農業用ダンジョンで高く売れるんです」
リーファ「このトイレ、素晴らしい道具アル!財政収入を増やすネタが一つ思い浮かんだヨ!」
「どんなアイデアですか!?」
リーファ「野グソをした連中のウンコをカード化して、多額の罰金刑を課せばいいネ!これでウハウハよ!
恥という概念を知っていれば大金を支払うはずネ!」
「なんて酷い発想だ!?というか、それは無理ですよ!?」
リーファ「ど、どういう事アル?」
「ウンコがお金になるから、野グソをカード化して回収する業者が既にいるんです……ついでに手当たり次第、ゴミまで拾ってくれるので、街が綺麗になって評判ですよ?
それにダンジョン世界に住んでいる連中の場合、こういう設備がなくても、ウンコがカードになりますからね」
リーファ「すごいアルな!どんな社会なのか想像できないアル!これが本当のカード社会って奴アルか!」
向こうにも、違うカードシステムがあるのかなぁ……とニャンタンは思った。
「さっさと、城の外に出ますよ。アイデアを出してください」
リーファ「どんな社会なのか、とっても気になるアル!」
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