9話~狐娘「これがあれば地球は救われるんじゃよ!」

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●リーファ「このトイレ恐ろしいある!」
トイレの構造。ワープゲートを横に倒しただけのシンプル構造。もちろん落ちたらカード化される。


リーファ「トイレの構造が不思議すぎたから覗いて、うっかり落ちてしまったアルよ!光で照らしても底が見えないから怖かったアル!
気づいたら意識を失っていたアルよ!」

「普通のトイレだったら全身がウンコまみれになっているぞ!?」

リーファ「これ、どういう構造アルか?」

「排泄物って汚いでしょう?下水道を作ればいいんでしょうが、ああいう皆の税金で作るタイプの設備は、維持にも金がかかりますからね。
小型で低コストなダンジョン世界を量産してトイレ代わりにしているんですまぁ、個人で買えるのは富裕層くらいですが。一般民衆の生涯年収くらいの値段がしますしね」調子を戻す

リーファ黙る

「どうしました?リーファさん?」

リーファ「これ、なんでもカード化できるアルか?」

「この入口から入れるなら、なんだろうと問答無用でカードにされます。僕も試しに先生を反省させるために、背中を押して入れてみたら、先生がカード化しましたし」

リーファ「それは良い事を聞いたアル!これ売って欲しいネ!」

「……聞きますがなんに使う予定なので?」

リーファ「産業廃棄物を捨てまくってカード化すれば大儲けできるアル!」

「その産業廃棄物とは……?強引に言語を翻訳しているせいで、意味がさっぱりわかりません……」

リーファ「産業廃棄物は……簡単にいえば、土地を汚染して、かの有名な腐海へと沈めてしまう汚染物質ね!アタシたちの世界で大問題になっているヨ!健康をやられて人民がバタバタと死んだり、人が住めない土地になったりと悲惨ね!」

「お前らがいる世界、そんなに物騒だったのか!?」本音が出るニャンタン

リーファ「だから売って欲しいヨ!10億円でどうアルか!?後払いなら一千億円でも出せるアルよ!」

「いや、そのトイレを向こうの世界に持っていくのは無理ですが、それでもいいので?」

リーファ「ど、どういう事アル!?」

「先生が作る人造異世界は、僕たちが住む宇宙の容量を削り取って、小さな異世界を作る信仰スキルなんです。ワープゲートを設置できるのは、この宇宙内に限られますので……向こうの宇宙に持っていくのは物理的・空間的に不可能ですね……」

リーファ「アイヤー!?アタシの夢が破産したアルー!これがあればチェルノブイリの原発問題も解決できて、大勢の人が幸せになれるのに酷いアルよー!」

「チェルノブイリ……?」

リーファ「広範囲に毒物を撒き散らす動力が事故った場所だと思ってくれたら良いアル!毒物を周りに撒き散らさないように、ひたすら延々と工事しているアルよ!
どんな建造物も老朽化するから、定期的に何千億円も封じ込めのために使っているアル!周辺が汚染されているから工事も大変すぎて辛いアル!」

「少しは自分たちが住む世界を大事にしろよ!?どんな大魔境だ!」

リーファ「ちなみに大陸系商人の祖国は、首都のすぐ近くまで砂漠化が進行しててやばいね!自然は大事にしないと駄目よ!」

「とりあえず尻をだせぇー!自然を大事にしない奴は叩かないと分からないんだぁっー!」

リーファ「嫌アルー!アタシは金のためならば魂を売るアルよー!」


リーファ「あと、トイレがまだアルー!」

「クソッ!逃げやがった!」

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