リーファ「こ、これは……クレジットカードあるカ……?」
キーニャン「うむ、便利そうじゃから複製したぞい」
リーファ「み、見ただけで複製できるアル!?」
キーニャン「わしは色んな信仰スキルが使える最強の狐娘なんじゃよ」
リーファ「すごいアル!キーニャン殿がいればお金をATMから出し放題アル!」
キーニャン「うむ、最強じゃな?」
リーファ「今すぐ、知り合いの大陸系商人の所に行くアル!金持ちが使うクレジットカードの映像とかあるネ!それを見て複製して欲しいアル!」
「こらぁー!?」
パシコーン!
リーファ「どこからハリセンを出したアルかー!?それがニャンタンの信仰スキルあるカ!?」
「驚くところはそこか!?先生に犯罪行為を行わせたらダメでしょ!?」
リーファ「な、なぜ犯罪だとわかったアル!?ま、まさか……アタシの心を読む能力を持っているアルか……?」
「いや、場の雰囲気でわかるでしょう……明らかにこれやばい事をやらせる気だなって」
リーファ「なるほど、そうアルか。ところでハリセンはどっから出したアル?」
「信仰スキルです。先生のお尻をパンパン叩いている内に、なんか発現しました」
リーファ「女の子の尻を叩くのは、変態だと思うアル……」
「先生の尻だからいいんです」
リーファ「そういう問題アルか?」
「仕事を大量に押し付けられた僕には、先生の尻を叩く権利があるんですよ。ええ」
リーファ「でも、独裁者の割にはヒマそうアル……?城にいた大量のニャンタン殿が代わりに仕事をしているアルか……?」
「一日の睡眠1時間くらいで、一年間、ずーと働いてたら……いつの間にか、分身の信仰スキルとかも発現したんです」
リーファ「確かに信仰スキルは、周りの環境に依存しているからナ。そりゃそういう事になるアル。
でも、分身とかカード化、ダンジョン世界創造とかは、幾らなんでも信仰スキルとしては強力すぎるようなきがするアル……?複数の信仰スキルを持っている時点で、かなりの信仰を集めている存在だとわかるヨ」
「ちなみにリーファさんの信仰スキルはなんですか?」
リーファ「金運上昇アル!いつか大金持ちになるヨ!」
「うわぁ……」
リーファ「どうしてそんな顔をするネ!?さっさと銀行に行くあるヨ!」
周りの連中を思考誘導するような酷いスキルなのだろうなと、ニャンタンは思った。
このスキルのせいで、リーファとであったのかもしれない。
キーニャンが100年前に放置したワープゲートをたまたま開いている時点で、どこか可笑しい。その金運上昇スキルで行動を誘導されているように思えた。
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