7話「ロリと寝てしまったが、俺はロリコンではない⑦」


吸血姫はアホ可愛い








姫「す、すごい!何回建てのマンションですか!」

「五十階建で十棟ある。セキュリティーがきちんとしているから、比較的安全な場所だ」

姫「お師様は凄い金持ちだったんですね!家賃は?」

「一ヶ月500万円」

姫「……あ、頭が拒絶するような高さ……です…。
ちょっと、僕、他の部屋を探しに――…

「こら、その強さなら楽に稼げる額だぞ?
今まで狩ったモンスターはどうしていたんだ?」

姫「……お師様と出会う前、僕、重機関銃使ってたんです」

「……うむうむ、それで?」

姫「秒間200発も出て、一発当たり五百円くらいして高いんです。
一秒10万円も消費して高いから……えと、この三点バースト付きの銃に落ち着いた訳でして……」

なんだ、この保護浴が掻き立てられる小動物。
抱きしめて頭を撫で撫でしてやりたくなる衝動を抑えつつ、主人公、頭を撫でてやる。

「明日になったら、もっと効率が良い武器を教えてやる。
高い魔力を生かさないのは、宝の持ち腐れだ」

姫「……お師様に惚れちゃいそう……」

「ん?何か言ったか?」

姫「いえ、何でもありません!
さぁさぁ、時は紙切れなりと言いますし!さっさと行きましょう!」

「時間の価値が儚い!?」


一万円ショップ、倒産した店とかの品物を安く買い叩き、ここで販売してくれている。
油断すると大損するが、良い品物が1万円で売ってたりする。
隣は武器やでござる




1万円ショップ

「まずは生活に必要な物を買おう」

姫「ここは?」

「1万円ショップ。どんな道具も1万円で売っていてお得だ」

姫「日本の最高額紙幣がワンコイン感覚!?」

「うむ、こっちだと1ゴールドアップル程度の価値だしな。慣れてくると諭吉さんが1円玉に見えてくる」

姫「め、目が眩みそう……」

「金の事は気にするな。これから稼げば良い。
今日は俺が奢ってやろう」

姫「」

「どうした?」

姫「他人の金で……買い物とか……僕、幸せかも……」

「奢るのは……20万円までだ。そこからは先は自分で買え」


姫「か、価値観が崩壊しちゃいます……。ここの金銭感覚になれたら駄目になりそう……」






姫「あ、これとかどうでしょうか?」

黒いパンツ

ロリに黒いパンツとか……似合わないにも程があるぞ……。


鬼娘「お主、わっちはコイツの好みを知っておるんじゃよ?
お主には……これが似合うのう」

青と白の縞々パンツ

姫「あ、あなたは……?」

鬼娘「この店の店長じゃよ?
わっちには分かる。こういうロリコ……いや、日本男児は縞々パンツが大好きじゃとな?」

姫「で、でも……白い生地があると、汚れが目立ちますし……。
黒いパンツなら汚れが目立たないから、長く持ちますよ?」

鬼娘「大丈夫じゃ。
ここの縞々パンティーはのう。
オシッコをしても、シミにならんし、強力な洗剤を使えば元通りというお得な品物なんじゃ。
子供たちに大人気なんじゃよ?」


姫「そうなんですか。高いものは逆にお得なんですね!」

鬼娘「さらに縞々パンツの素晴らしさを教えるんじゃよ」

姫「素晴らしさ……?」

鬼娘「まず、この横線の縞々は、着用者の魅力をあげる効果があるんじゃ。
逆に縦線は硬い女というイメージが付くから、履いては駄目じゃのう。
相手の男に振られる原因になるんじゃよ」


姫「な、なるほど!参考になります!」

鬼娘「縞々の組み合わせじゃが、やっぱり鉄板は、白色を基本に、別の色を組みわせるのがええのう。
どの色とも合う上に、清楚さを出せてロリコン……いや男心がイチコロじゃ。
特に青と白は最高じゃよ?」

姫「ど、どう最高なんですか!」

鬼娘「空の模様のような凄い清楚さが醸し出るんじゃ!
そう青と白の縞々パンティーは別名『青春パンティー』と言われておる!」

姫「なんとなく理解できる気がします!僕の髪の色にも合いそうですし!」

鬼娘「さらにさらに!男はピンクと白の縞々パンティーも大好物!
ピンクはエロいしのう!このパンティーで意中の男性を悩殺じゃ!
わっちも履いとる!」

姫「金持ち相手に玉の輿できそうですね!」


鬼娘「そんでお前には、これじゃ」

コンドーム

「またか!?」

姫「これ、色々と使えて便利な道具なんですよね!」

鬼娘「なるほど……お主……手が早いのう……。
避妊はちゃんとするんじゃよ?」

「もうやだ、この都市」

1 件のコメント :

  1. (ノ゚ω゚)(ノ゚ω゚) 縞々パンティー好きにも程があるでしょ!?

    (´・ω・`)二次元限定の芸術品じゃよ?

    (ノ゚ω゚)(ノ゚ω゚) 現実をすんなりと否定した!?

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